肺がん

肺がんとは

肺がんとは、気管、気管支、肺胞にできるがん(悪性腫瘍)のことです。

気管、気管支、肺胞の位置

肺がんの原因

肺がんの原因として最も重要なものは喫煙です。日本人の場合、喫煙している人の肺がんになる危険性は、喫煙していない人よりも、男性で4.4倍、女性で2.8倍高いと言われています。

肺がんの症状

肺がんに特有の症状はなく、早期の段階では自覚症状はほとんどありません。肺がんが進行すると、全身のだるさ、食欲不振、体重減少などの、がんに一般的にみられる症状や、長引く咳、息切れなどの呼吸器の症状があらわれることがあります。

肺がんの検査方法

肺がんは、画像診断、組織診、細胞診などにより診断します。
肺がんが疑われる場合は、胸部X線検査や胸部CT検査などの画像検査を行い、腫瘍の位置や大きさを確認します。

肺がんの治療方法

肺がんの治療法には、手術療法、放射線療法、薬物療法、緩和ケアがあります。

監修
関西医科大学附属病院 呼吸器腫瘍内科 診療科長 診療教授 倉田 宝保 先生

このページは、2021年2月現在の情報をもとに作成しています。

ページトップへ