心不全

おさえておきたい
POINTS

  1. ⼼不全は進⾏性に悪化する疾患です。心疾患の早期発見と心不全発症の予防が重要です。
  2. 心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です。
  3. 糖尿病の方は心不全を発症するリスクが高いため、定期的な心臓の検査をおすすめいたします。

心不全とは

心臓は全身に血液を運ぶポンプの働きをしていますので、心臓の動きが弱くなると、全身に血液が行き届かなくなってしまい、息切れやむくみなどの症状が出てきます。これが心不全の状態です。

心不全の原因

心筋梗塞や高血圧性心疾患は生活習慣病などが基盤とされるため、食生活や運動習慣などに気をつけること、健診などの段階から早期に介入することが重要です。

心不全の症状

息切れ、倦怠感、動悸やむくみ、体重増加の症状が見られます。

心不全の検査方法

心不全を発見するためには、心臓の機能低下や関連する疾患がないか確認するための様々な検査が行われます。検査の他にも実際に心不全の症状や徴候(動悸、息切れやむくみなど)がないかを確認します。

心不全の予防

心不全にはステージ分類があり、だんだんと進行していきます。ステージA/B/C/Dと先の段階に進まないように予防していくことが大切です。
心不全の症状が出ていないステージA,B、症状が出ているステージC,Dと区分があります。

監修
新潟大学大学院 生活習慣病予防・健診医学(健診・人間ドック学)講座 特任教授
新潟県労働衛生医学協会 理事 加藤 公則 先生
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