心不全
心不全の症状
息切れや倦怠感、動悸
全身への血液の巡りが悪くなることで、血液からの酸素や栄養の供給が足りなくなります。すると日常生活でこれまで苦ではなかった階段や坂道で息が苦しくなったり、疲れやすくなります。
むくみや体重増加
心臓の働きが悪くなり循環している血液の供給が少なくなると、人間の身体はおしっこの回数を減らして、それを補おうとします。しかし、実際にはその補う力が強すぎて、体の水分が体内に残り続けるため、足の甲やすねのあたりなど体がむくんだり、体重が急増したりします。
ゆっくり時間をかけて慢性的に進行する状態(慢性心不全)と、急に悪化または発症して緊急な対応が必要となる状態(急性心不全)があります。
監修
新潟大学大学院 生活習慣病予防・健診医学(健診・人間ドック学)講座 特任教授
新潟県労働衛生医学協会 理事 加藤 公則 先生
新潟県労働衛生医学協会 理事 加藤 公則 先生